承認済みカラコンでも、眼科の処方なしに使い続けると角膜内皮細胞が不可逆的に減少し、視力を失うリスクがあります。
カラコンが「おしゃれアイテム」から「医療機器」に変わった転換点は、2009年11月4日です。 それ以前、度なしのカラーコンタクトレンズは雑貨として販売されており、品質基準がほぼ存在しませんでした。 目のトラブルが多発したことをきっかけに、視力補正を目的としないカラコンも「高度管理医療機器」クラスⅢへと分類が変更されたのです。 be-girl(https://be-girl.com/user_data/medical_equipment.php)
クラスⅢとは、副作用や機能障害が生じた際に人体への深刻なリスクを与えるとされる機器のカテゴリです。 ペースメーカーや人工関節と同列に扱われます。 これは意外に感じる方も多いはずですね。 yingtao(https://www.yingtao.jp/17442)
厚生労働省の承認を得た製品には、必ずパッケージに「高度管理医療機器承認番号」が記載されます。 この番号がなければ、国内での販売は法律で禁止されています。 医療従事者として、製品の規制区分を理解しておくことは職業的な責務といえます。 hotellovers(https://hotellovers.jp/hlinfocguide2)
製造・販売には厚生労働大臣の承認が必要で、さらに各都道府県知事の販売業許可と、販売管理者の設置が義務づけられています。 三つの条件がそろって初めて合法的な販売が成立します。これが基本です。 morecon(https://morecon.jp/pages/lens_guide/1)
参考:厚生労働省公式ページ「おしゃれ用カラーコンタクトレンズについて」では、規制の根拠と概要が公開されています。
承認番号の確認は、購入前にパッケージまたは商品概要欄をチェックするだけです。 手順はシンプルに見えますが、海外通販サイトでは承認番号のない製品が多数流通しているのが現状です。 一見して同じ外見でも、承認番号の有無で品質保証のレベルはまったく異なります。 at-contact(https://www.at-contact.jp/content/ec_10.html)
承認番号は「承認番号:XXXXX」の形式でパッケージに印字されています。 通販で購入する場合は、商品ページの「医療機器情報」欄を必ず確認してください。 ここが省略されている商品は、未承認の可能性を疑うべきです。 morecon(https://morecon.jp/c/376)
消費者庁の調査では、一部の製品で直径やベースカーブの実測値が表示値から大きく外れており、承認基準を満たしていないおそれがあると指摘されています。 これは見逃せない点です。承認を取得していても、実際の製品品質に問題があるケースがあるということです。 compliance-ad(https://compliance-ad.jp/control/2014/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E3%80%80%E6%B6%88%E8%B2%BB%E8%80%85%E5%BA%81%E3%81%8C%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81%E3%81%AB/)
承認番号の確認と並行して、眼科での処方箋取得も忘れてはなりません。自己判断でサイズを選ぶと、角膜への酸素供給不足や物理的な摩擦が生じます。承認番号がある製品を選ぶことと、眼科受診は別の話です。
参考:安全なカラコンの選び方と承認番号の確認手順について詳しく解説されています。
「厚生労働省に承認されているから安全」と思い込んでいるなら、それは半分正解です。つまり、承認は製品の製造品質基準をクリアしていることの証明であり、使用方法の安全性を保証するものではありません。 beaker(https://beaker.media/blogs/yakki-contact-lens-color-contact)
未承認カラコンの問題は深刻です。韓国製や中国製の未承認品を使用した結果、眼に大きな障害が発生したケースが複数報告されており、最悪の場合には失明に至る事例も存在します。 大阪市では輸入代行業者が薬事法違反容疑で書類送検された事例もあります。 違法販売には法的リスクがあります。 select-japan(https://www.select-japan.com/news/color-contact-lens.html)
| 比較項目 | 厚生労働省承認品 | 未承認品 |
|---|---|---|
| 国内販売 | ✅ 合法 | ❌ 違法 |
| 品質基準 | ✅ 国の審査をクリア | ❌ 基準なし |
| 承認番号 | ✅ パッケージに記載 | ❌ 記載なし |
| 眼障害リスク | ⚠️ 使い方次第でリスクあり | 🔴 高リスク(失明例あり) |
| 入手経路 | ✅ 国内正規販売店 | ❌ 海外通販・非正規ルート |
承認品を選びつつ、3か月に1度の定期眼科検査を受けることが、眼の健康を守る最低条件です。 検査費用はクリニックにより異なりますが、目安として1回2,000〜5,000円程度です。視力を失うリスクと比べれば、はるかに低いコストです。 be-girl(https://be-girl.com/user_data/medical_equipment.php)
医療従事者の間では「ナチュラルカラコンなら職場でも問題ない」という認識が広がっています。しかし、就業規則に明記されていない場合でも、衛生管理の観点からカラコン着用を実質的に禁止している医療機関は少なくありません。 wovie(https://wovie.me/contents-2/column/?p=569)
一方で「就業規則に違反せず、清潔に使用していればよい」という意見もあり、施設ごとにスタンスが大きく異なります。 就業規則が条件です。入職前または着用開始前に、所属施設の規定を必ず確認することを強くお勧めします。 wovie(https://wovie.me/contents-2/column/?p=569)
特に手術室や感染管理が厳しい病棟では、カラコンが「異物」として扱われる可能性もあります。施設の規定を把握し、判断に迷う場合は承認済みカラコンであることを示せる製品情報を手元に用意しておくと、上司への説明がスムーズです。
実際にカラコンを購入・使用する場面で役立つ確認手順をまとめます。承認番号の確認は第一歩に過ぎません。 医療知識がある分、安全への要求水準は一般消費者より高く保つべきです。 lenslist(https://www.lenslist.jp/column/748)
まず購入時には、パッケージに「高度管理医療機器承認番号」が記載されているかを確認します。 次に、ベースカーブ(BC)と直径(DIA)の数値が明示されているかを確認してください。これらの数値は眼科での処方と一致している必要があります。 数値が合わない製品は承認品であっても使用してはいけません。 morecon(https://morecon.jp/c/376)
使用中の管理として、装着時間は1日8〜10時間を超えないことが一般的な推奨です。 3か月に1度の定期眼科検査も、目に異常を感じなくても必ず受けることが原則です。 これだけ守れば大丈夫です。 be-girl(https://be-girl.com/user_data/medical_equipment.php)
特に医療従事者が見落としやすいのが「使用期限の自己延長」です。これは使えそうです。2週間用の製品を3週間使い続けるといった行為は、承認された使用条件から外れるため、承認品の安全基準の外に出ることになります。製品の安全性は、定められた条件下での使用を前提として保証されています。
参考:高度管理医療機器承認番号の確認方法と安全なカラコンの選び方が詳しく解説されています。
高度管理医療機器承認番号とは?安全なカラコンを手に入れる方法(モアコンタクト)