「マイクロファインプラス 32G×4mm」が“販売中止”に見える背景として、メーカー側の案内では「製品名およびパッケージ変更」が告知され、旧パッケージ在庫がなくなり次第「順次出荷」へ移行すると明記されています。
つまり、現場で起きがちな「いつもの型番・旧名で発注したら通らない」「卸の検索で出てこない」といった事象が、“販売中止(終売)”という言葉に置き換わって伝言ゲーム化しやすい構図です。
重要なのは、変更に伴って「製品仕様、GTINコード、カスタマーサービス連絡先は一切変更なし」とされている点で、医療機器としての基本的な同一性(少なくともメーカー告知上)は保たれます。
参考)https://www.embecta.com/content/dam/embecta/japan-plp/announcement.pdf
一方で、移行期は「当面の間は従来品が納品」される可能性も書かれており、外観が混在して現場の心理的混乱が増幅しやすいので、薬剤部・糖尿病療養指導チームで“院内の呼称”を統一しておくと説明コストを抑えられます。
さらに別紙の表では、カタログ番号320136に相当する「マイクロファイン 32G×4mm(新パッケージ品)」の推定出荷時期が「2025年12月下旬ごろ」と示されています。
患者説明では「販売中止=使えなくなる」ではなく、「名称(表示)や箱が変わる移行で、同規格の供給は続く前提」とまず整理して伝えると、不要な不安を下げやすいです。
参考:メーカー告知(製品名・パッケージ変更、切替ルール、出荷時期の表)
エムベクタ:製品名およびパッケージ変更のお知らせ<更新版2>
移行期に増えるのは「処方せんの記載は旧名のまま」「納品書は新名」「棚札は旧名」といった“名称の不一致”です。
このズレは、薬局・病棟での確認負荷を上げるだけでなく、規格取り違えのリスクを上げる土壌にもなります。
実際に、薬剤師会のヒヤリハット事例では、インスリン注入器用注射針で「31G×5mm」と「32G×4mm」を扱う環境で、入力や中断・再開の流れの中で規格剤形の間違いが起き得ること、そして対策として“名称と規格の確認徹底”“作業再開時は初めから手順を踏み直す”などが提示されています。
この手の事故は「針の種類が多い」こと自体よりも、「途中で作業が切れる」「確認が形式知化していない」ことが引き金になりやすいので、発注・調剤・鑑査のどこで“規格(Gとmm)を声出し or 指差し”するかを決めてしまうと再現性が上がります。
医療従事者向けに実務的な運用案を挙げると、次のような“最低限セット”が効きます。
参考:規格取り違えが起きる典型パターンと、具体的な再発防止策(指差し確認、中断復帰の手順など)
福岡市薬剤師会:インスリン注入器用注射針の規格に注意(ヒヤリハット事例)
32G×4mmは、患者の体格差が大きい糖尿病診療の現場でも比較的扱いやすい規格として採用されていることがあり、院内マニュアルで「注射針はペンニードル® プラス 32G 4mmに統一」と明記している例も確認できます。
このような“統一運用”は、患者が複数の外来・病棟をまたぐ場合にも説明の揺れを減らし、物品管理も単純化しやすいのが利点です。
患者からの質問で多いのは、「販売中止なら、いま使っている針は危ないの?」「針が変わると痛い?」「手技は変わる?」です。
メーカー告知では、少なくとも今回の変更は“製品名・パッケージ”が主で「製品仕様は変更なし」とされるため、説明の軸は「規格(32G×4mm)が同じなら、基本の打ち方は大きく変えなくてよい」に置けます。
一方で、同じ32G×4mmでも“見た目が似た箱が並ぶ”と誤って別製品を渡す危険が上がるので、患者へ渡す直前に「太さ(G)と長さ(mm)」を患者と一緒に確認する運用は、教育的にも安全管理的にも価値があります。
また、患者指導では医療者側の言い回しを統一し、「販売中止」という言葉を患者が使った場合は「終売ではなく名称変更の可能性がある」ことをまず受け止めてから事実確認に入ると、クレーム化しにくいです。
供給不安や院内採用品変更が起きた際、代替を“同等”と説明するなら、まず押さえるべき条件は「32G×4mm」「ペン型注入器用」「入手性(卸・採用品)」の3点です。
この観点で、院内文書でも採用されることがある「ペンニードル® プラス 32G 4mm」は、規格一致の代替として候補に挙げやすい存在です。
ただし、規格が同じでも、針基の形状や取り付け感、患者の“痛みの主観”は製品ごとに揺れます。
したがって医療従事者として安全に進めるなら、次の順序が現実的です。
現場あるあるとして、切替時に一番危ないのは「同規格だから同じ」と思い込み、確認動作が省略されることです。
ヒヤリハット事例が示す通り、複数規格が並ぶ環境では“確認の仕組み”が安全性を左右するため、代替導入こそ棚札・手順書・マスタ整備を同時に走らせるべき局面です。
検索上位の話題は「販売中止なのか」「違いは何か」に寄りがちですが、医療安全の観点では“名称の議論”よりも“規格を主役にした設計”のほうが再発防止に直結します。
なぜなら、注射針は薬剤のように成分名で識別する文化が薄く、現場の記憶は「緑の箱」「いつもの4mm」といった視覚・習慣に依存しやすいからです(移行期はこの依存が裏目に出ます)。
そこで意外に効くのが、箱や棚の“色”ではなく「32G」「4mm」の数字を、作業導線の各所で繰り返し目に入るようにすることです。
福岡市薬剤師会の事例でも、対策として「名称と規格の確認徹底」「配置場所に注意喚起の札」を挙げていますが、この“札”を作る際に、名称より規格を大きく表示するだけで現場の認知負荷がかなり下がります。
具体策を、院内・薬局でそのまま使える形にすると以下です。
この整理を先に作っておくと、「マイクロファインプラス 32g 4mm 販売中止」という問い合わせが来たときも、結局は“規格の確認→在庫・採用確認→必要なら代替提案”という一本道で対応でき、現場の消耗を減らせます。

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