帯状疱疹ウイルスを「自分は患者側から感染させてしまう立場」と思っているあなた、実は医療従事者こそ患者より先に帯状疱疹を発症して職場を離脱するリスクが高いのです。
令和7年(2025年)4月から、鈴鹿市では帯状疱疹ワクチンがついに定期接種に位置付けられました。 これまで任意接種として全額自己負担だったことを考えると、大きな変化です。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
対象者は令和7年度中に65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳以上になる方です。 加えて、60歳から64歳でHIVによる重度免疫障害を有する方も対象に含まれます。対象者には令和7年5月上旬ごろ、予診票が送付されています。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
自己負担額は、生ワクチン(ビケン)が1回2,600円、組換えワクチン(シングリックス)が1回6,600円です。 生活保護受給者の方は自己負担ゼロです。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
ここで要注意な点があります。シングリックスは2回接種が必要なため、1回目を令和8年1月までに接種しなければ2回目が助成対象期間内に間に合わなくなります。 この期限が条件です。接種を先延ばしにすると、全額自己負担になりかねません。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
医療機関での手続きについては、鈴鹿市が発行する予診票を持参して接種医療機関に予約・来院する流れとなります。 接種できる医療機関の最新一覧は鈴鹿市の「予防接種実施医療機関一覧表」から確認できます。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/167/iryoukikan1pdf.pdf)
鈴鹿市公式サイト:帯状疱疹ワクチン定期接種の詳細(対象者・費用・実施医療機関)
2種類のワクチンで迷う方は多いです。ここでは数字で整理します。
生ワクチン(ビケン)は1回皮下接種で接種しやすい反面、予防効果の持続性に課題があります。 接種後1年時点で約6割の予防効果がありますが、5年後には約4割まで低下します。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
一方のシングリックス(組換えワクチン)は2回の筋肉内注射が必要ですが、効果は段違いです。 50歳以上における帯状疱疹発症予防効果は97.2%(追跡期間3.1年)、10年後でも約7割以上の予防効果が維持されます。 ino(https://ino.clinic/vzv)
つまり長期的な防御力が条件です。
さらに見逃せないのが後遺症への効果です。帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症予防効果は50歳以上で100%という結果が出ています。 帯状疱疹後神経痛は、慢性的な灼熱痛やビリビリした痛みが数ヶ月以上続く状態で、医療従事者が離職に追い込まれるケースもあります。これは防ぎたいですね。 ino(https://ino.clinic/vzv)
副反応はシングリックスの方が多めで、注射部位の疼痛・発赤・筋肉痛・疲労などが30%以上で見られます。 勤務スケジュールに余裕のある日に接種する計画が大切です。 soujinkai.or(https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/herpes-zoster/)
| 比較項目 | 生ワクチン(ビケン) | シングリックス |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回(皮下) | 2回(筋肉内) |
| 自己負担(鈴鹿市) | 2,600円 | 6,600円×2回 |
| 1年後予防効果 | 約60% | 約90%以上 |
| 5年後予防効果 | 約40% | 約90%程度 |
| PHN予防効果 | データ限定的 | 50歳以上で100% |
| 免疫低下者への接種 | ❌ 接種不可 | ✅ 接種可能 |
GSKpro(医療関係者向け):帯状疱疹の年齢別発症率と疫学データ
医療従事者の間では「帯状疱疹は高齢者がかかる病気」という認識が根強いです。しかし実際のデータは少し異なります。
夜勤や長時間勤務による慢性的な疲労・睡眠不足は免疫機能を低下させます。これが原因です。
帯状疱疹は水痘ウイルスの再活性化で起きるため、免疫を持たない患者さんやスタッフに水痘を伝播するリスクもゼロではありません。 日本環境感染学会のガイドラインでも、医療関係者への帯状疱疹ワクチン接種の推奨が記載されています。つまり自分を守ることが患者を守ることにもつながります。 kankyokansen(https://www.kankyokansen.org/other/edu_pdf/3-3_36.pdf)
また、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症率は年齢ともに上昇し、70歳以上では30%以上がPHNを経験します。 50〜59歳でも約10%がPHNを発症しており、一度発症すると平均3ヶ月以上の治療が必要になります。痛いですね。 ic-clinic-ueno(https://ic-clinic-ueno.com/column/shingles-ages/)
鈴鹿市内では複数のクリニック・病院が帯状疱疹ワクチン接種に対応しています。接種医療機関を事前に確認しておくことが基本です。
代表的な接種可能医療機関には以下があります。 byoinnavi(https://byoinnavi.jp/mie/suzukashi/w10)
- 🏥 小西内科クリニック(鈴鹿市内)
- 🏥 スターフィールドクリニック鈴鹿
- 🏥 鈴鹿内科・呼吸器内科
- 🏥 高木病院(予約制:059-382-1385) takagihp(http://takagihp.jp/news_taijohousin.html)
- 🏥 いのうクリニック(シングリックス推奨・定期接種対応) ino(https://ino.clinic/vzv)
- 🏥 国立病院機構鈴鹿病院(接種可能な場合あり、要問い合わせ) city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/167/iryoukikan1pdf.pdf)
接種には予約が必要な医療機関がほとんどです。 当日接種は基本的に受け付けていないため、繁忙期の前に余裕を持ったスケジュールで動くことが重要です。 takagihp(http://takagihp.jp/news_taijohousin.html)
鈴鹿市から送付される予診票を持参し忘れると、定期接種の扱いで受けられなくなる場合があります。 全額自己負担(シングリックスなら1回あたり約2万円超)になるリスクがあるため、予診票は手元に保管しておく必要があります。これだけ覚えておけばOKです。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
土曜日の診療に対応している医療機関も複数あります。 平日に受診が難しい医療従事者は土曜接種が可能なクリニックを探すのが現実的な選択肢になります。 caloo(https://caloo.jp/hospitals/search/24207/v23?w=6)
鈴鹿市:予防接種実施医療機関一覧表(令和7年4月1日現在・PDF)
シングリックスは副反応が強めで、接種後に勤務に支障が出るケースがあります。ここを軽く見ないことが大切です。
シングリックス接種後に30%以上の頻度で見られる副反応は、注射部位の発赤・腫脹・筋肉痛・疲労です。 さらに悪寒・発熱・頭痛・胃腸症状が10%以上の頻度で報告されています。これは意外ですね。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
具体的な対策として、接種翌日を休日または軽勤務にできる日程を選ぶことが理想です。特に手術や処置を担当する医師・看護師は、接種日と業務スケジュールの調整が必須です。接種後30分は医療機関での待機が必要であることも忘れずに。 taijouhoushin-yobou(https://taijouhoushin-yobou.jp/prevention.html)
接種できない状況についても把握しておきましょう。接種当日に37.5℃以上の発熱がある場合、重篤な急性疾患の場合、過去にアナフィラキシーを起こしたことがある場合は接種不可です。 生ワクチンは免疫低下状態の方には接種できませんが、シングリックスは免疫低下者にも接種可能という特性があります。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
また、血小板減少症や抗凝固療法中の方がシングリックスを接種する場合には、筋肉内注射であるため特別な注意が必要です。 主治医への事前相談が条件です。 city.suzuka.lg(https://www.city.suzuka.lg.jp/fukushi/kenkoiryo/1003163/1015047.html)
最新の知見として、シングリックス接種が認知症リスクの低下や心血管疾患予防にも副次的効果をもたらす可能性があることが報告されています。 単なる感染症対策を超えた将来の健康投資として、50代からの接種を前向きに検討する価値があります。これは使えそうです。 mayukikai(https://mayukikai.jp/diary/168543)
帯状疱疹予防情報サイト:ワクチン接種前後の注意事項と副反応の詳細