医療用語 略語 一覧 アルファベット 看護 検査

医療用語の略語をアルファベット順に整理し、カルテ・申し送り・検査データで迷いやすい用語を現場目線で解説します。略語の重複や院内ルールまで含めて安全に使い分けられていますか?

医療用語 略語 一覧 アルファベット

医療用語 略語 一覧 アルファベット:この記事の使い方
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目的

病棟・外来・検査室で頻出する略語を「読み間違い・取り違え」しないための実務向け整理です。

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想定シーン

申し送り、カルテ記載、オーダー確認、検査データの読み取り、緊急時コミュニケーションを想定しています。

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注意点

同じ略語でも意味が複数ある(重複)場合があるため、文脈・部署・院内ルールで必ず確認します。

医療用語 略語 一覧 アルファベット:現場で使う基本ルール


医療略語は「短く書ける」一方で、相手の解釈に依存すると事故の入口になります。特に新人~異動直後は、略語を“知っているか”より“安全に扱えるか”が重要です。
まず押さえたい実務ルールは次の通りです。


  • 略語は「初出で正式名称を併記」できる場面では併記する(院内ルールがあれば優先)。
  • 同じ略語が複数の意味を持つ場合(例:AD、AC、BPなど)は、文脈だけで決め打ちしない。
  • 申し送りや口頭は「略語+日本語」セットが安全(例:「NPO、経口禁止です」)。
  • 検査データ系は、項目の並び(肝機能・腎機能・炎症など)で“文脈補正”しやすいが、思い込みは禁物。

意外と盲点なのが「院内で使用禁止」の略語が存在することです。たとえば院内略語集では、重複欄が「×」の略語は使用禁止として管理されている例があり、現場の安全設計として重要です。


院内ルールは、個人の暗記より優先順位が上です(“正しい略語”ではなく“その施設で安全な略語”が正解になります)。


参考リンク(院内略語の重複・使用禁止の考え方、A~の具体例が載っています)
福岡大学病院「院内略語集」(重複欄が×の略語は使用禁止、A/AA/ABP/AF/ALP等の定義例)

医療用語 略語 一覧 アルファベット:看護で頻出(疾患・処置)

看護の現場で頻出する略語は、大きく「疾患・診断」と「処置・ケア」に分かれます。ここでは、病棟・外来で遭遇しやすい代表例をアルファベット略語としてまとめ、意味と“誤解が起きやすい点”まで添えます。
■ 疾患・診断でよく見る例

■ 処置・ケアでよく見る例

  • CV:中心静脈カテーテル。CVルート管理、感染予防、輸液・薬剤投与の要点と結びつきます。
  • NPO:経口摂取禁止。手術前・検査前だけでなく、誤嚥リスクでも出ます。
  • RR:呼吸数。バイタルの中でも見落とすと悪化を取り逃しやすい指標です。
  • SpO2:経皮的動脈血酸素飽和度。酸素療法の評価で頻出します。

これらは一般的な医療略語一覧でも整理されており、特に「ジャンル別に一覧化」されている資料は新人教育や異動時の立ち上がりに向きます。


参考リンク(疾患・処置・検査・物品などをジャンル別に一覧化。DM/COPD/UTI/AMI、CV/NPO/RR/SpO2等の例)
CLIUS看護「よく使う医療略語・専門用語一覧」(ジャンル別テーブル)

医療用語 略語 一覧 アルファベット:検査データ(AST/ALT/ALP・BUN・Cr)

検査略語は「読み方を知っている」だけだと不十分で、臨床の文脈(どこが傷んでいそうか、何を追加確認するか)までセットで使えると強い領域です。特に肝・腎・炎症は、申し送りの密度が上がるほど略語が連打されがちです。
■ 肝機能・胆道系で頻出

  • AST / ALT:肝機能評価で頻出。ASTはGOT、ALTはGPTと表記される場合があります。ASTは肝臓以外(筋肉や赤血球など)にも存在し、ALTはほとんどが肝臓に存在するため、上がり方の解釈が変わります。
  • ALP:アルカリフォスファターゼ。肝臓を中心に腎臓・腸壁・骨などに多く含まれ、胆道系や骨代謝の文脈でも出てきます。

■ 腎機能・脱水評価で頻出

  • BUN:尿素窒素。腎機能や栄養状態、脱水などと絡めて見ます。
  • Cr:クレアチニン。腎機能の代表的な指標として、薬剤投与量調整にも関係します。

■ 炎症・感染で頻出

  • CRP:炎症の指標として多職種で共通言語になりやすい略語です。

現場の「意外な落とし穴」は、同じ検査でも“施設の表記ゆれ”があることです。AST/ALTがGOT/GPTで書かれていたり、CrがCREと表記されることがあったり、電子カルテの表示仕様で略語が変形する場合があります。


したがって、部署でよく出る検査の略語は「並び(肝・腎・炎症)」と「別名(旧名)」をセット暗記すると、読み違いが減ります。


参考リンク(AST/ALT/ALPなど血液生化学検査の略記号を列挙し、略語の扱いに触れている資料)
UMIN(学会関連)「略記号の一覧」(AST/ALT/ALP/BUN/CK/CRP/Cr/T-Bil等の例)
参考リンク(ASTとALTの違い、AST=GOT/ALT=GPT表記、ASTが肝以外にもある点、ALPの説明)
志木クリニック「肝機能障害とは?(AST・ALT、γ-GTP、ALP…)」

医療用語 略語 一覧 アルファベット:急変対応(ABCDE・SBAR)

急変時は、略語が“情報圧縮”として極めて有効ですが、同時に「伝えたつもり」のリスクも最大化します。だからこそ、標準化された枠組み(アルファベット)を使う価値が高いです。
■ ABCDE(一次評価の型)

  • A:Airway(気道)
  • B:Breathing(呼吸)
  • C:Circulation(循環)
  • D:Disability(中枢神経・意識)
  • E:Exposure(脱衣と外表・体温など)

ABCDEは、観察や処置の優先順位を「議論せずに揃える」ための共通言語です。新人が急変に遭遇したときも、「Aから確認します」と言えるだけで、チームが同じ順で動けます。


■ SBAR(報告の型)

  • S(Situation):いま何が起きているか
  • B(Background):背景
  • A(Assessment):評価
  • R(Recommendation):提案・依頼

SBARは、報告の質を個人スキルから“型”へ移す方法で、略語が多い現場ほど効果が出ます。特に夜勤帯や医師コール時は「略語の羅列」ではなく、SBARで要点を束ねる方が誤解が起きにくいです。


参考リンク(ABCDEの各要素:A気道、B呼吸、C循環、D中枢神経、E脱衣と外表・体温)
ナース専科「迅速評価→1次評価(ABCDE)…」(ABCDEの説明)

医療用語 略語 一覧 アルファベット:独自視点(略語の重複・禁止・更新の運用)

検索上位の記事は「略語の意味一覧」が中心になりがちですが、実務では“運用設計”が事故予防に直結します。ここでは、現場であまり言語化されない「略語管理」のコツをまとめます。

  • 「重複(同じ略語が複数の意味)」は、知識の問題というより制度の問題です。院内略語集に“重複欄”があり、重複がある略語を使用禁止にする運用は、まさに安全文化の具体策です。
  • 略語は部署でローカル化します。たとえばICUではモニタ・人工呼吸・血ガス関連が増え、外来では処置・薬剤・検査の略語が中心になります。異動時は「よく出る略語トップ50」を先に固める方が、AからZまで網羅するより早く安全域に入れます。
  • “略語の更新”も重要です。新しい薬剤(分子標的薬など)や検査法は略語が増えやすく、古い略語(旧名)が残ることもあります。更新日が明記された院内資料は、単なる一覧ではなく「運用されている根拠」になります。
  • EHR(電子カルテ)のテンプレやオーダーセットは、略語を固定化します。テンプレの略語が曖昧だと誤記録が量産されるため、現場で「テンプレ修正提案」ができる人はチームの安全に貢献できます。

実践アイデアとして、申し送りやカンファで出た略語を“その場で1行メモ”し、週1で部署共有の略語メモを更新すると、暗記の負荷が分散されます。特に「重複しやすい略語(AD/AC/BPなど)」だけを集めた“危険略語リスト”は、教育効果が高いです。


参考リンク(重複・使用禁止の仕組み、更新日を含む院内略語の運用例)
福岡大学病院「院内略語集」(全略語件数、重複欄×は使用禁止、Ver表記)




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