プレドニン使用開始から数日〜数週間以内に現れる副作用について説明します。
高血糖症状
プレドニンはインスリンの作用を抑制し血糖値を上昇させます。甘いものや果物の摂取を控え、定期的な血糖値測定が重要です。糖尿病の既往がある方は特に注意が必要で、血糖降下薬の調整が必要になることがあります。
消化器系の副作用
胃粘膜保護作用をもつムチンの分泌が減少するため、消化管潰瘍のリスクが高まります。予防策として胃酸分泌抑制薬(ランソプラゾール、ファモチジンなど)を併用することがあります。
精神神経症状
睡眠障害はプレドニンの代表的な副作用です。主治医と相談の上、必要に応じて軽い安定剤を使用することもできます。
数週間以上の継続使用で現れる深刻な副作用について詳しく解説します。
感染症のリスク
免疫抑制作用により感染症にかかりやすくなります。予防策として以下の対策が重要です。
骨粗鬆症
腸管からのカルシウム吸収が抑制され骨がもろくなります。予防薬として以下が使用されます:
白内障・緑内障
定期的な眼科診察が必要です。症状を感じた場合はすぐに主治医に相談しましょう。
プレドニンの特徴的な副作用である外見変化について詳細に説明します。
満月様顔貌(ムーンフェイス)
この症状は脂質合成促進作用によって引き起こされます。プレドニンの減量とともにゆっくりと改善しますが、完全に元に戻るまで時間がかかることがあります。
その他の外見変化
皮膚の保護のため、長袖の着用や家具の配置の工夫が推奨されます。怪我ややけどをした際は速やかに医師に相談することが大切です。
副作用を最小限に抑えるための具体的な予防策と対策方法を解説します。
予防薬の併用
定期検査の重要性
生活習慣の改善
プレドニンの急激な中止で起こる危険な離脱症状について説明します。
離脱症状の症状
中〜長期間使用後に急に内服を中止すると、これらの危険な離脱症状が現れる可能性があります。自己判断での中止は絶対に避け、医師の指示に従った減量スケジュールを守ることが重要です。
段階的減量の重要性
特に少量(プレドニン10mg以下)になった場合は、さらにゆっくりと減量します。急激な減量は副腎不全を招く危険性があるため、医師との密な連携が不可欠です。
ワクチン接種の注意点
プレドニンを長期間または大量に使用中、または使用中止後6ヶ月経過していない場合は、免疫機能が低下している可能性があります。生ワクチンの接種はできませんが、不活化ワクチンは接種可能です。
参考文献:プレドニンの適正使用に関する詳細情報
くすりのしおり:プレドニン錠5mg患者向け情報
プレドニン使用時の注意事項と副作用対策の詳細
巣鴨千石皮ふ科:プレドニン(プレドニゾロン)の解説
ステロイド療法における副作用予防薬について
兵庫県立尼崎総合医療センター:ステロイド剤と副作用予防薬